その他雑多なこと(tDiary版)
2010/06/14 [月] [長年日記]
_ はやぶさカプセル回収
無事に回収できた模様。ほっと一安心。
中に何が入っているかは今後の解析を待たねばならない。4年以上待ったのだもの、もう少し待つのは少しも苦ではない。
「はやぶさ」の開発名「MUSES-C」は「工学実験衛星」を示すものであり、次世代以降の科学探査機で使用する技術の実験などを行うためのものだ。そういう実験機で本番の小惑星探査まで行わなければならないほど予算が逼迫している、ということなのだ。
運用が終了した今、次のプロジェクトを立ち上げなければ、この成果は散逸してしまう。潤沢に、とは言わないが必要な予算をつけないと、今回の成果は記録のなかだけのものとなってしまう。
今回、NASAが観測機を飛ばしてまで、記録を行ったのは、それだけ「はやぶさ」の成果を注目しているということだ。「一番」だから得られることであり、「二番」では決して無理なのだ。数少ない「世界一」をどうするかは、今後の政権選択次第だ。
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JAXAは、フォン・ブラウンの1/10程度でいいから、頑張って欲しいなぁ…
>今回、NASAが観測機を飛ばしてまで、記録を行ったのは、それだけ「はやぶさ」の成果を注目しているということだ
もしそれまでその価値に気が付いていなかったとしたら、何たる科学的素養と敬意の欠如ですね。日本政府。
個々人ではがんばっている人はたくさんいるのだよなぁ。(とぉい目)