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その他雑多なこと(tDiary版)

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2004/10/11 [月] 体育の日 [長年日記]

_ テレビゲームとデジタル科学展

神北情報局で最終日だと知ったので見にいく。エセコンピュータサイエンティストとしては見なければね。

非常にあっさりと計算機からコンピュータへの流れの後、科学者のお遊びだったコンピュータゲームがアーケードへ、家庭へと入っていく過程、日本のテレビゲーム産業の勃興を各種ハードウェアの展示で見せて行く。

テレビゲームが主体のため、デジタル科学という面での展示は弱くなっている感は否めないが、そこまで望んでは贅沢というものだろう。

個人的には映画「ウォーゲーム」で主人公が使っていたAltair8800、Wozのサイン入りApple I、現在のパソコンの実質的祖先であるAlto IIの実物など、個人的にも歴史的にも興味深い物を見ることができて良かった。

世界最初の電子計算機、というのはいくつか説があるのだが、ENIACの一部が展示されていた。といっても本当に一部だけでそれで何ができるのか、すら書かれておらず残念だった。真空管の数からいって一桁分のアキュムレイタだと思ったのだが、実際はどうだったのだろう。一桁分のアキュムレイタと書かれていたそうだ。

ファミコン以降のパソコン類がゲーム機と並列に扱われていたのも少々気になった。歴史的な順序を表しているなら間違いではないのだが、256K MacやX68000、AMIGAがゲーム機に埋もれるように置かれていたのは不憫だ。

個人的に全体を通して見ると十代からずっと自分の中心的な位置付けのコンピュータとゲームに関する展示だったわけで、まさに「俺の歴史」がそこにあったのだった。

_ [SF大会]

ずんこんの企画局長と、G-conでの関東企画スタッフのまとめ役の話し合いがあって同席させてもらう。今後の参考になる話が多かったなぁ。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
_ ふじさわ (2004/10/28 [木] 15:43)

私が行ったときは、まさに10進1桁のアキュムレイタって説明がついてましたが。

_ 竹内一詔 (2004/10/29 [金] 09:07)

直接「一桁分のアキュムレイタです」という表示が見当たらなかったのですが。見落としたのかな。

_ かみきた (2004/10/29 [金] 11:21)

僕も10進1桁分のアキュムレータっていう表記を見ました。
「ENIAC計算回路  1946年
 真空管のフリップフロップ10回路を用いたリングカウンタで、10進1桁の数値を記憶する。このリングカウンタ10個で1語(10桁)分のアキュムレータ(累算器)を構成する。真空管を内側に縦位置で設置され、上部のランプで動作をモニタ出来た。」
 と、会場で売っていたパンフにあります。ほぼ同じような説明が書いてあったと思う。ただ、あの展示は、4面どこからでも見えるように中央に飾り立ててあったから、見る方向によっては見落し易かったかも……。

_ 竹内一詔 (2004/10/30 [土] 09:56)

そういえばパンフ買っていたっけ、と引っ張り出してみました。
アキュムレイタと書いてありますね。

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